beautiful and wonderful

愚痴を書くブログ

2015-01-01から1年間の記事一覧

茶色の卵

白い殻の卵より茶色い殻の卵のほうが栄養価が高くておいしいというのは一般市民の全くの誤解らしいということを最近聞いた。仮にもおいしいと思ったあなたの感想は文字通り「気のせい」らしい。なんでも茶色い殻の卵を産む鶏は白い殻の卵を産むそれよりも大…

死神様にご挨拶

事件や事故に巻き込まれやすい性格や行動様式などはあるだろうけれど、それでも善良な市民としてつつましく暮らしていてもやっぱりある日突然のアクシデントで命を落としてしまう可能性はゼロではない。あなたも私も明日死ぬかもしれないという可能性を抱え…

水道管

久々に他者に対して真っ当に腹の立つことがあった。 確かに腹が立ったのだけれど、全身の血が煮え立つような、あるいは、脳味噌が不快感というガスのような曇った空気で満たされるような、そんな感覚が久々すぎたので、苛立ちと同時に新鮮であるなあとも思っ…

私の内臓

アルコールで内臓へ散々負荷をかけた翌朝に目を覚ますと、案の定身体が悲鳴を上げているのが聞こえるようで憂鬱になる。健康や寿命というものを擦り減らした代わりに得たものがカラオケ店でのバカ騒ぎだったのか。20年以上大切に育てられた結果としてこうい…

言い訳Maybe

例えば中学まで学業優秀でずば抜けていた人が高校に入ると突然低迷したり、高校まで優秀だった人が大学で留年したりという事例が身の回りに結構多くて、そのメカニズムが長いこと理解できなかったものの最近になって少しわかってきた。遊びに目覚めたとか、…

RPG

都会にいると人の顔を見る機会が多い。単に都市に住んでいる人の数が多いというのも正しいが、それ以上に電車移動。見ず知らずの何十もの人々が、同じ方向を目指しているという共通項のみで同一の箱に乗り合わせるという現象は、車社会そのものの地方都市で…

人間の知能が他の動物に比べて特にすぐれていた点は、知恵を伝承し積み上げる能力だったのだと思う。人類と猿との違いが葉っぱ一枚の差だった時代からこの現代にかけてのウン千年もの間、文明というものは目覚ましいほどの発展を遂げてきたがこれは一世一代…

マグマ

思いがけずソファの上で目を覚まして、その後2時間くらい横になりカーテンも閉め切ってウダウダと携帯を見て、起き上がろうとしてやっぱりやめて、を繰り返してようやく外へ出たのが12時半ごろ。気晴らしをしたいという気分すら晴らしたかったので郊外へ車を…

鰐を叩く

男は一台のゲームマシンの前で立ち止まる。 右の手元には黄色いハンマー。取っ手は桐か何かで出来ているのだろうか、非常にすべすべしており、乾燥した手の平でもって握りしめたところで容易にすっぽ抜けそう。目前には5個の洞があり、それぞれの奥には暗が…

北のジミー

写真の話ですけど、撮影に関する小難しい知識が撮影者に無くても最近のカメラはカメラ側で勝手に夕焼けモードとか人物画モードとかで設定してくれるので、オートでやってるときはこういう機能がゆくゆくはもっと充実してくれれば自分ももっといい写真が撮れ…

繁り

懇意にしてもらっている近所の車屋の販売員から仕事中に留守電が入っていて、前回のオイル交換から半年が経過しましたがその後お車の調子はどうですか、とのこと。うっかりしているうちに半年が経過してしまっていた。アクセルを踏むたび、すっかり純度が落…

単に胃もたれ

決してあの時はまずかったから大量に残したわけではなく、ひとえに私たちの無計画・詳しく言えば注文のしすぎこそが確固たる原因であった。そのことをシェフに態度で伝えるべく再び訪れた中華料理屋ですが、おいしいおいしいと言いながらうっかり限界まで食…

アルマジロ

アメリカ滞在中のことを振り返ろうと思ってインスタグラムを開けたら、自分の投稿はまるで食事の写真しかなかった。滞在中に何をいつどこで身体に取り込んだかをそうまでして全世界に知らしめたかったのか、あるいは食事の写真以外に知らしめたいことがまる…

私は風

www.youtube.com ひとりぼっちも気楽なものさ。 中学生の時の同級生とひょんなきっかけで会ってしっかり話をする機会がありました。9年ぶりぐらいに。9年前の出来事にまつわる記憶というのは、9年間かけて深まった記憶の海を潜った先にあるわけではなく、案…

昔に比べて温度や季節の変化に敏感になった気がする。暖かくなったとか、冷え込んだとか、そういう変化にしみじみ思う心が年々増してきている。いや、それとも昔のことだから単に覚えていないだけで、きっとその時点その時点では暑さや寒さに対しさまざまな…

読書感想文

読書感想文というものを夏休みに書くのを求められ続けるのは小学生までだったか。今となっては文章を書く面白みとかも覚えたので、おそらく喜んで書くことと思うけれど、当時は嫌で嫌で仕方がなかった。①読書をする②それについて感想をもつ③文章として構築す…

ガリバートンネル

ある過去の経験に関して、あとから振り返ってあれは無駄なものじゃなかったとか、逆にどうポジティブに解釈しても無駄なことだったとか、そういうのは極端な話、死ぬときになってから振り返ってみないと判定できないものなのだろうと思う。だから今後金輪際…

君の顔が好きだ

www.youtube.com っていう歌があって、小難しいこと考えずに最初にぶち当たるものを直感的に信じることが大体は正解なんだろうなと思う。頭で整えて出す理屈よりも、本能が一瞬で導く答えのほうが信頼に足る。だから好きな顔の持ち主については、いくら理屈…

土曜日

将来は絶対に土曜の夕方から夜までの時間帯を満喫したいと思っています。土曜の午後には人生の楽しみのすべてがある。夕方は家族と外で肉を焼いて、夜は絶対に奥さんとウイスキーを飲みたいと思います。24にもなって斜に構えたりするのもダサいと思うので、…

僕は自転車操業

一般のお客様を相手にするお仕事は思ったより楽しい。いろんな理由があるが、例えば①多くの人たちと接する機会を持つことで一般的な人間の平均的な価値観や人間像が垣間見えること/②同時にその平均値から、今この瞬間目の前にいる人間はどれだけ逸脱してい…

社会人二年目病

仕事を退職するときはいままでの貯金をすべて持って実家に帰って、1か月ほど何もせず遊んで暮らし、ぼちぼち週4ぐらいでバイトをしながら就職活動をしたい。そしてその後は、そんなに大きくない会社でまったり働きたい。という話を同期にしたらすごい同意さ…

戦闘態勢

大学生のときに私が属していた部活ではインカレというのがあって、毎年秋と春の二回開催され、学生の国内ナンバーワンを決める戦いが行われていた。マイナー競技ゆえ、いかんせん競技人口が少なく、全国大会とはいえ出場権が学連登録者すべてに与えられてい…

ちぐはぐに回る

3分走ったら息が切れました。先日海沿いの施設で観光をしていたら、楽しみにしていたアザラシの餌付けショーの時間を過ぎてしまい、焦って700メートルぐらい、懸命に走ってなんとか間に合いました。2015年初の疾走。息が切れました。心はもっと先へゆけると…

良い心という猛獣が

良心とは何かについて日頃考えている。自身が(あくまで自身が)もつ道徳に忠誠でいることがその人にとっての良心と言えると思う。ある人自身の良心が常に世界全てに関して文字通り良い結果をもたらすわけではきっとない。誰もがより強固な良心をもって行動…

NONE OF YOUR BUSINESS

たとえば、自分の意思や判断からはずれて起こるものごとに関しては、100パーセントどうなるという断定は不可能である。例外というものは必ず存在するから。だからこそ保険屋というビジネスが成立する。ビジネスというのは個人の力ではどうにもならない困りご…

神様のイタズラ

神様のご加護を授かるために人は暴力に走ったり、場合によっては何日も拘束して殺そうとしたりその様子をインターネットにアップしたりすることもあるらしい。人の命を奪わなければ授かれないご加護なのかと驚くとともに、神様はもっとご加護を授ける基準を…

都会は溢れて田舎は足りない

都会は溢れて 田舎は足りない それとも逆か 似たようなものか ー「Wonderful and Beautiful」レミオロメン ・都会は溢れて田舎は足りない 3分おきに電車が来る都会がある。一方で、2時間に1本の電車が不採算のため廃止となり、バスに代替された田舎がある。…

大モンゴルに愛を

昨日は電車で東京駅にいきました。観光地食い物に観光地価格を払うよりも、例えばサラリーマンが日常的にかきこむ食事を戴くほうがその土地に来た実感があり魅力的。東京チカラめしが閉店していたので富士そばで大盛りを注文する。リニューアルされた駅舎を…

容器と内容物

人生の終わり For Grandmother / THE YELLOW MONKEY - YouTube 血が泣いてる 身体を企業に、臓器を社員に、脳味噌を管理職に喩えるメタファーに遭遇したことがある。企業としての意向と目標を達成すべく、社員を代替可能な歯車として無慈悲に扱う態度は結果…

エネルギーを節約する

今よりも若い時に比べると、わたしは楽に生きたいと思う気持ちが圧倒的に増長してきました。他人の視線を気にして一般に好まれるような行動につとめることは疲れることです。世間一般から見た感触が良いことを世渡り上手だとか社交性というらしいが、それが…