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愚痴を書くブログ

virtue

他人の親切心に素直に甘えるべきか、遠慮するのが美徳か。個人個人の性格やそのときどきの事情によって判断は変わってくると思いますが、僕は基本的に素直に甘えて親切心の施しを余すところなく受けてしまうタイプです。親切を提案したことの責任はあくまで提案した側にあって、受けられたら後悔するような親切なら、それは提案したほうが悪いと思うから。そこに提案した責任がある。ただ受ける側としては、そこに甘えて周りから親切を受ける一辺倒になってしまうのは良心の呵責があるから、自分も自分が困らない範囲の中で人に親切をしていこうと思います。

ただ見栄を張る性格が災いして、自分があとになって困らない範囲で親切をするというのが難しい。見栄を張ってついバランスを考えず多めに施してしまうと、後になってお金がなくなったりなんなりで困ることになる。つまらぬ見栄は身を滅ぼすのだなあと思いました。見栄を張る性格と、素直に施しを受け、素直に感謝する低姿勢ぶり(精神的下位に自らを位置付けることを忍耐する精神力)を共存させていくことで、親切心と損得の収支のバランスをとっていきたいです。見栄を張って強がるばかりだと収支はマイナスに振りきれてしまうから。

人から親切にしてもらえるっていうのはそれだけで万事ラッキーだと思わなきゃいけないと思います。至極当たり前のことなんですけど、親切を周りに施すだけで周りから親切にされないというのはよっぽどのお人好しじゃなければ続かないと思う。水源が枯れれば流れていく川も無いから。周りに施しを与えられるために、自分も可愛がられる性格であり(続け)たいと切に願います。