beautiful and wonderful

愚痴を書くブログ

希望しかない

職場で異動してから半月と少しの期間が経ちました。半月と少しの期間といっても、間に研修が入ったり、お盆の書き入れ時に馬車馬のように働かせることを見据えてここまでシフトをガリガリ削られた結果、実質8日ぐらいしか働いてない。毎日毎日知らないことに出くわしてはその対処法などを詰め込まれている。詰め込まれて脳みそに収まりきらない分は右から左へ受け流し、同じことに再び出くわして、やっぱりまたわかんなくなってパートのおばちゃんに「どうやるんですか」と聞いて少しずつ理解するみたいなのが毎日の流れ。24年2か月生きてきて初めての接客業なんですけど、お客様のストレスのはけ口にされてボロボロにされるみたいな過酷イメージがあったんですけど全然そんなことはなかった。むしろいろんなお客様がいらして面白いし、自分で覚えたての商品知識をかろうじて披露してお客様のお買い上げを頂いた時は「ここまで24年2か月がんばって生きてきて良かった」とすら思いました。そういうことを、つまり、「お客様からの当たりがもっとキツイと思ってましたけど案外チョロいですね。上司とかに詰められる方が精神的にきついです」という話を上司にしたら、「それは逆であるべきだね。上司に怒られたら、コノヤロウぶっ殺すぞぐらい思わないと」って言われました。

この上司はとても熱い人間で僕はとても懐いています。と言っても考え方が僕とはすごい違うんですけど。「最近の若い奴らは生ぬるい。その点で君には期待しているので死ぬ気で頑張ってほしい」ということを、毎日帰り際にありがたいと思いながら拝聴している。ありがたいと思うし、そういうふうに言われると死ぬ気でがんばろうと思うけれど、若い奴らが生ぬるいかどうかは世代間の比較をしたことがないから分からないため何とも言えない。でも実のところはそんなこともないんじゃないかと僕は思う。It's my opinion. だがしかし単純バカなので、期待してると言われて素直にこの上司に従おうと思った。人間の好き嫌いを深く考えてもどうしようもないと思ったから、そのへんはもう直感でキメるようにしている。あと、上司が熱いので毎日やけどしながら仕事してる。

今日はクレーム対応でお客様宅まで外出しました。上司に「一人で大丈夫か?」と言われて「昨日も行ったのでバッチリです」と答えるのが快感だった。お客様からのクレーム電話に対応した一期下の子に「お客様、そうとうピリピリなさってます」と言われておいやめろよって思ったけど、実際行ったらゴミみたいな感じであしらわれる程度で済んでよかった。お礼に名刺まで渡してやった。社有車に会社のロゴがでっかくプリントされてるので、社名を背負うにふさわしい緊張感のあるドライビングをキメまして、職場に無事帰還することができました。ピリピリなさってますと教えてくれた子に「お客様対応、大丈夫でしたか?」と聞かれたので「大丈夫でしたよ。別に殴られたりもしなかったです」とさわやかに返しました。

帰りはいつも通り上司の熱いお話をありがたく拝聴したのち、駅前で牛丼を戴いた。豚汁もつけて680円。ローソンの女性店員が大声で接客しててミュージカルみたいだと思った。地下鉄で目の前に立った女がもはや爆裂おっぱいだった。帰ってLINEを見たら、友達(♀)のビキニ姿が送られてきており思わず欲情した。明日もお仕事。どうかたくさんの商品を買ってくれるお客様に巡り合えますよう。